十日夜は、東日本を中心に行われる
農事に基づく行事のひとつで、
秋の収穫祭のようなものです。
また、稲刈りを終えたこの時期に
田の神様が山へ帰る日とされています。
この十日夜、
旧暦10月10日に行われていましたが、
現在は 新暦11月10日と日付が決まっています。
ところで…
『十日夜』と聞くと、
よく似た名前『十五夜』や『十三夜』を思い浮かべる方も少なくないのではないでしょうか。
十五夜は 旧暦8月15日。
十三夜は 旧暦9月13日。
(これらは現在は毎年日付が変わります)
十五夜と十三夜は お月さまを愛でる行事なのに対して
十日夜は 秋の収穫に感謝するという意味合いが強い行事。
…たしかに、
今日の名古屋の月の出は午前4:41、月の入りは午後4:08。
“昼間の月”だったようで、
11月10日の夜空には お月さまがありません。
十日夜は あまりなじみのないものですが、
日本の農耕文化のひとつとして古くから伝わる行事です。
