たけのこがひょっこり出てくる頃。
『筍って… 3月とか4月が旬じゃなかったかしら?
だったら…この暦、時期が合ってないんじゃない?』
って思いますよね。
『3~4月頃が旬』なのは “孟宗竹”という種類の筍で、
太くてやわらかくて味がよく 春の味覚として知られる種類です。
この時期、七十二候で登場するこの『竹笋(たけのこ)』は、
“真竹”という種類の筍のことを言っているようです。
“真竹”は 梅雨に入る前のこの時期に出てくる筍で、
“真竹”の筍は アクが強く苦味があり茹でないと食べられませんが、
風味が豊かな種類です。
そして また、
日本の生活や文化の中には
竹を利用したものがいろいろあります。
扇子や団扇、茶道具、竹刀、弓、尺八、物差しなど
“真竹”を使うそうですし、
あの『竹取物語』でかぐや姫が入ってた竹は…
“真竹”なんだそうです!

“孟宗竹”は外来種らしいので、
このように 昔からの和の文化に根付いているのは、
“真竹”ということになるのでしょうね。
ところで 数日前、
台風6号が日本の天候を荒らしていきました。
台風一過。
空の青さと日射しがパワーアップし、連日の真夏日。
暑い日に竹林を歩いていたら、
まだ幼くまぶしい若竹の間を通り抜けてくる風は とても清々しく爽やかで…
風が吹くたびに “さわさわさわ…”と竹の葉が静かに歌い…
体感的に気温が3℃ほど下がった気がしました。

竹林のお写真で
皆さまに『涼』をお届けいたします。
名古屋の今日は あいにくの雨模様。
こんな雨の日だって
竹林はしっとりと優しい顔を見せてくれるのでしょう。
また、
晴れの日よりも 静寂さが増して落ち着いた空間になるのかなぁ
…なんて想像しています。
日本の景色って、
雨をも美しさに変えてしまうように感じませんか。
今日も 素敵な景色に…素敵なモノに出会えますように。
そして、
今日も 素敵な一日になりますように。
